ビタミンとは。

ビタミンは人が生きていく上で欠かせない物質です。人間の体はビタミンを作り出せないので、食事やサプリメントで摂取しなければいけません。

ビタミンの種類。

全部で13種類存在しています。
水に溶け易い水溶性と、脂に溶け易い脂溶性に分類されています。

水溶性ビタミン

ビタミンC
コラーゲンの生成に関与するので、美容のビタミンでも有名です。その他メラニン色素の生成を抑制するため、シミ・ソバカスなどの肌トラブルも改善します。喫煙者はビタミンCの消費量が多いので、積極的に摂取する必要があるでしょう。
ビタミンB1
主に補酵素として働き、炭水化物(糖質)の代謝を促進し、疲労回復には欠かせないのがビタミンB1です。また脳や神経系の働きを正常に保ち、別名「精神的ビタミン」とも呼ばれています。
ビタミンB2
脂肪の代謝を促進しますので、ダイエットには欠かせないのがビタミンB2です。
不足すると皮膚や粘膜にが敏感になります。
ビタミンB6
皮膚炎を予防するのに有名なビタミンです。
またビタミンB6タンパク質の合成・分解に深く関与しています。
ビタミンB12
赤血球の合成に関与し貧血に効果があります。その他ビタミンB12は中枢神経など、神経系の働きに関与しているので、肩こり・腰痛の緩和に役立ちます。
ビオチン
皮膚や髪などを健康にします。ビオチンは肌の炎症を抑える働きがあるので、皮膚炎のアトピー性皮膚炎や掌蹠膿疱症に効果があるといわれています。
ナイアシン
炭水化物などの糖質を代謝しエネルギー生産に関与しています。またナイアシンは統合失調症の緩和やコレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。
パントテン酸
三大栄養素の代謝を助け、ニキビやアトピー性皮膚炎を改善することから美肌のビタミンとして注目を浴びています。またパントテン酸はストレスの緩和効果があることから人気のビタミンとなっています。
葉酸
造血には必須うのビタミンです。貧血の方は積極的に摂りましょう。また葉酸は妊娠初期にも大変重要な栄養素で母子手帳にも積極的摂取をすすめています。
イノシトール
水溶性のビタミンで、ビタミンB群の仲間です。健康な毛髪を維持します。また脂肪肝を予防します。
コリン
脂肪肝を防ぐ作用があることから発見された、水溶性ビタミンです。
パラアミノ安息香酸
水溶性で、ビタミンB群の仲間です。PABAとも表示されます。体内で葉酸が合成されるときに構成成分として不可欠です。

脂溶性ビタミン

ビタミンA
皮膚や粘膜の機能と密接に関係しています。そのためビタミンAが欠乏すると目の角膜や粘膜が衰えたり、気管粘膜の機能が衰退して風邪や肺炎にかかりやすくなります。
ビタミンD
カルシウムの吸収を助け、骨を構築する助けをします。その他、血中カルシウム濃度が低下した際、骨に作用貯蔵した分を溶出して血中カルシウム濃度の調整をします。
ビタミンE
強力な抗酸化ビタミンで細胞の老化を遅らせるのでアンチエイジングのビタミンと呼ばれています。その他、末梢血管を拡げる効果があり、冷え性やなどの血行不良による症状の緩和をします。
ビタミンK
納豆などの食品に多く含まれており、血液凝固を行う作用から、怪我をした際に血を止める働きがあります。
又、ビタミンKはカルシウムの吸収を高め、骨粗しょう症を予防する事が出来ます。

ビタミンに関する情報サイト。

ビタミンの効果
13種類ある各ビタミンの効能から、欠乏症や過剰症、多く含む食品まで、幅広く情報を紹介しています。

ビタミンの全て。
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