ビタミンEとは?

ビタミンEの科学名は「トコフェロール」といいます。「トコフェロール」という言葉は「出産」という意味があります。 動物の妊娠・出産と深く関わるビタミンなのです。ビタミンEは筋肉の疲労緩和や末梢血管の循環を促進してくれます。また、ビタミンEの最大のメリットと呼べるのが「抗酸化作用」です。ガンや老化との関連があるとして、マスコミ等で話題になっている「活性酸素」の害から守ってくれるのがビタミンEなのです。

ビタミンEの効果。

代表的な効能を下記より紹介します。

アンチエイジング効果

ビタミンEが持つ強い抗酸化力で、体内に過剰にある活性酸素を抑制させる効果があります。
この活性酸素が老化の原因となることからアンチエイジングのビタミンとも呼ばれています。

冷え性や肩こりに効果

ビタミンEは末梢の毛細血管の流れをスムーズにさせることから、血流が悪くなって起こる冷え性や肩こりにも効果があるといわれています。

更年期障害にも有効です。

黄体ホルモンの材料となるビタミンEは、ホルモンバランスが、くずれて起こる更年期障害治療に効果を上げています。

心疾患、脳卒中、がんを予防します。

過酸化脂質の生成を抑制しますので、過酸化脂質によって引き起こされる動脈硬化や、さらには心筋梗塞や脳卒中をも招きます。また過酸化脂質はがんの引き金にもなります。ビタミンEを摂取することで、それらの予防になると言われています。

ビタミンEに関する情報サイト。

ビタミンEの効果
若さや美容の栄養素とも言われている、ビタミンEの様々な効果効能についてわかりやすく解説しています。

ビタミンEを摂るときの注意事項。

ビタミンEは脂溶性のビタミンで、長く体内に留まることが出来るので、過剰摂取にはきをつけましょう。過剰症による症状はまだはっきりとは認められていませんが、1日の摂取は400I.Uまでにしましょう。
またサプリメントで摂取する場合は、天然と合成のサプリメントとでは効果が1.5倍違うと言われていますので、天然サプリメントを選ぶといいでしょう。
抗酸化の効果を最大限に引き出すには、ビタミンEの他にビタミンAビタミンCをあわせて摂取すると抗酸化力は飛躍的にアップすると言われています。

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