リノール酸とは?
リノール酸はn−6系列の代表的な多価不飽和脂肪酸で、食品から摂取しなければいけない必須脂肪酸です。
コレステロール値や血圧を下げる作用、生活習慣病の予防に注目されていますが、過剰摂取によって弊害が起こりますので摂りすぎには注意しなければいけません。
リノール酸の効果。
代表的な効能を下記より紹介します。
コレステロールを低下させます。
植物性脂肪の不飽和脂肪酸、特にリノール酸にコレステロール値を下げる効果があることが分かり、動脈硬化の予防や治療に用いられるようになりました。しかしリノール酸は摂りすぎると、善玉といわれるHDLコレステロールまで減らしてしまうので、症状を悪化させてしまいます。
がんの引き金になるかも。(摂りすぎ注意!)
リノール酸は酸化されやすく、酸化されると体内で過酸化脂質を生じますが、この酸化脂質ががんの原因になると言われています。日本で増えている欧米型のがん(肺がん、乳がん、大腸がん、前立腺がん、膵臓がんなど)はリノール酸の過剰摂取により促進されるとも言われています。
リノール酸に関する情報サイト。
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リノール酸を摂るときの注意事項。
上記でもご説明した通り、過剰摂取は危険です。現在、食品用植物性油のサフラワー油やひまわり油には、原料の品種改良によりリノール酸よりオレイン酸の多いタイプもできています。
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