動脈硬化とは?
血液の壁は、もともと透き通った青色です。子供の動脈は弾力があり、透明度も高いですが、中高年になると弾力性も透明度も低下していきます。
そして、コレステロールなどの脂肪が血管に固まり狭くなり、しだいに固くひび割れてもろくなっていきます。
症状や予防のポイント。
代表的な症状、予防ポイントを下記より紹介します。
症状。
初期症状はありませんが、進行すると物忘れやめまい、頭痛、耳鳴り、動悸、息切れの症状が出てきます。
動脈硬化は除々に進行して、脳梗塞や狭心症、心筋梗塞などの合併症の原因となりますので注意しましょう。
予防のポイント。
動脈硬化は加齢と共に誰にでも起こる可能性はあります。最近では若年層や子供にまで発症がみられます。
予防には食生活の改善です。塩分を1日7gまでにし、動物性脂肪とコレステロールの摂取を控えましょう。また甘い物や飲酒も控えるようにしましょう。
タバコの害を知りましょう。
タバコにはニコチンやタール、一酸化炭素をはじめとする200種類以上の有害物質が含まれています。
喫煙で、血中のLDLコレステロール、中性脂肪などが増加し、HDLコレステロールが減少します。
血糖値を上昇させ、血管を収縮させて血圧を上げる危険性が増えます。
またLDLコレステロールは喫煙によって酸化され、血管壁に沈着しやすい状態になり、動脈硬化を起こします。
動脈硬化に関する情報サイト。
脂質異常症から動脈硬化の予防や治療方法など分かりやすく解説しています。ご参考にして下さい。
動脈硬化に有効な栄養素。
血圧を下げる効果があるマグネシウムが不足すると、動脈硬化が起こりやすくなると言われています。
細胞膜を形成するレシチンは、肝臓や脳神経、血液などの代謝に関与し、脂質代謝を活発にする働きがありますので、動脈硬化の予防に効果的だと言われています。
血栓を溶かす効果があるナットウキナーゼは、血液をサラサラにする効果もあり動脈硬化の予防に効果的だと言われています。
インスリンの分泌を促進するタウリンは、高脂血血中のコレステロールを下げ、動脈硬化を予防する効果に期待されています。
ナトリウムの摂り過ぎは、塩分過多により血圧が上昇し、高血圧、動脈硬化の原因になります。カリウムは余分なナトリウムを排出させる効果があります。
血液中の血圧を、調節する酵素には亜鉛が必要です。亜鉛を摂取することで動脈硬化の予防になると言われています。
銅は血液を作るときの鉄利用に働きます。不足すると貧血や動脈硬化などが起こりやすくなります。
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